15日のタクシン派赤服の反政府デモと夏空。



15日は総じて、とりあえず大きな混乱は起きなかった。

いやぁ。よかった、よかった。


朝10時頃にアピシット首相が、赤服の下院の解散要求を受け入れない姿勢を示した。それに対し、赤服は首相の詰めていた第11歩兵部対本部に向かい、デモ行進を行う。

そして、歩み寄る赤服軍団をうけて、アピシット首相は脱出。それにより、赤服は勝利気分で、集会場所へと退却を開始したのだ。

僕も、近所のアヌサワリーチャイ(戦勝記念塔)を、まるで凱旋パレードのように帰還する赤服の姿を見た。完全にお祭り騒ぎで、道路をパレードしていた。




また、夜には、タクシン元首相が赤服に対してビデオ演説を行い、我慢強く平和的に反政府運動を展開してなんとしてでも勝利を得るようにと、赤シャツを元気付けていた。

ということで、赤服の士気もまた上がり、明日16日も、抗議デモが予定されている。その際、赤服10万人から、合計100万CCの血液を採血して、首相官邸の門前にばらまく計画らしい。

そうした血液ばら撒き計画について、タイのニュースでは、注射器の使いまわしによるエイズや肝炎などの病気の感染が懸念されるとしていた。

確かにそうだろう。

赤服いわく、採血のための医師団の手配も済んでいるというが、果たしていかなるものか、疑問は疑問だ。

いずれにしても、まだまだバンコクの状況は、予断を許さないというわけだ。


それにしても、最近のバンコクはだいぶ暑い。

赤服を撮影するヘリコプターを見上げてみると、なんと夏らしい空。






タイには、もうすぐ、1年で一番暑い時期がやってくる。



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