「私の国はとても貧しくて、学校に行くことができない子供がたくさんいます」
小学校1年か2年の頃だったから、今から25年以上も前のこと。
小学校の体育館の舞台で、ラオスから来た女性がそんなようなことを語ったのを覚えている。
そのシーンだけ。他は何をお話しされていたかは全く記憶がない。
ラオの人を招いて小学生を前に講演してもらったなんて、当時としてはなかなか画期的な学校。さすが練馬!
とまぁ、練馬賞賛はさておき、それにしてもまさかあの時、いまのようにラオスに深く関わっていくなんて思いもしなかった。
タイ・イサーンのラオの人びとにこれほどお世話になるなんて、想像もできなかった。
あのとき講演してくれたラオ女性は今いったいどこで何をしているのか、無論分からない。
顔も思い出せない。
なんとなく、パーマネントをあてていたんじゃないか、くらいの記憶しかない。
でも、これも定かではない。(もしかしたら2組の瀧石先生とかぶってしまってるかもしれない)
それでも、僕の中でなんとなく運命を感じるような講演になっている。
25年も前のことをたとえワンシーンであれ覚えているのは、当時強烈なインパクトがあったのだろう。
現在にいたるまで記憶されているんは、何か自分の中にひっかかるものがあったのだろう。
そう考えると、今僕が置かれている環境もある種必然かもしれない。
まぁ、そんな解釈は思いっきり都合のいいもんだろう。
でもラオの人たちと一緒に飯食って、酒飲んで、笑って騒いでいると、そんな気にもなる。
それに、そんな気持ちが一つのモチベーションになるならそれでいいじゃんって。
「小学校時代に打ち込まれた小さな点が、今のラオの人びとの関わりの点とつながって、ようやく一つの線になったんだよ」
こんなセリフ、ちと、かっこいい気がするしね。ある意味。
ていうか、その線カーブしまくってる感満載だけど。w
でも、その線の延長には、ラオの人びとへの恩返しとコラボが待っている。
イヨォ!
追記 ルアンパバーンの国立博物館に飾られる歴代国王の肖像画。去年亡くなった祖父にそっくり。もしかして若曽根家の遠い祖先は…… 古く昔の点ともつながっちゃうのか!
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